愚仮面さんところの1ヶ月前のネタに反応してみる(遅)

という訳で
愚仮面さんところで10月2日の記事(愚仮面 - 地方オタクとオタクの現場と)でネタになってた田舎と都会のオタクの違いっていうものについてちょいと考えてみた。

田舎と一口に言っても自分が住んでるところのようなADSLは来てるくらいの微妙な田舎の話になるんだけど。

まあ、生まれてこの方、歩いていける範囲に本屋はなかったので、大学時代に歩いていける距離に本屋があった時はそりゃもう嬉しかったんですよ。
毎日立ち読みしてたし。コンビニも目の前にあったので入り浸ってたり。


で、今の生活を振り返ってみると


本屋もコンビニも歩いていける距離になし。
レンタルビデオ屋も同じく。
で、ちょっと変わったものは地元の店にないので結局AMAZONあたりで買う羽目になると。
そして地元の店がどんどん潰れていくということに。

いや、デトロイト・メタル・シティが近場の本屋で取扱いの痕跡すらないので愚痴っただけです。


閑話休題
改めて振り返ってみると、オタク生活をするには結構大変な場所に住んでるなと思う。(まあだんだん環境が悪化してきただけですが。)
ただ昔と違って今はある程度高速なネット回線が確保できれば割と色々と便利にはなってるとはいえ、
基本的には大学生の頃と比べると情報に対して受け身になってると思うなぁ。


※この場合の受け身という意味は自分から情報を探しにいくのか、他人が探してきた情報を享受するかというものと受け止めて下さい。
 まあ、仕事してるとなかなか時間を自由に使えなくなるので、これはある程度仕方がないことだと思うけど
 ついでに田舎だとおっさんになると近所づきあいが発生しだすので、それはそれで大変。


また基本的に情報を共有できる友人というものが田舎だとほとんどいない。
これまたみんな仕事やら子供の世話やら忙しいので、年末年始とお盆の時期くらいしか会えなくなってしまうんですよ。
で、いわゆる蛸壺化していって、各個撃破されていくのが田舎に住んでいると実感するんですよ。


ただし、これは自分が住んでる人口が1万人もいないような町の話でありまして
(一応生まれてこの方八代市民なんだけど、もの凄く市民という帰属意識が薄い(八代の中心部にいくときに「八代に行く」って言うくらい)町なんで、こんな表現ですが)

※ここで述べてることは県庁所在地や、それに準ずるような町に住んでる人だとかなり状況が変わってくると思います。
 熊本市内の場合は、同人誌即売会も定期的に開かれてる見たいですけど、いかんせんいつどこであるのか、
 さっぱり分からないのでここでも情報格差が生じてるなぁw


そういえば、大学時代は鹿児島に住んでて、その手のイベントなかったので、この辺は地方によってもかなり変わると思いますけど。


とここまで書いてきて多分皆さん疑問に思うんでしょうけど、
「んじゃ都会に出ればいいんじゃねぇの?」
と言いたいんでしょうけど、
俺みたいに人が多いと人酔いして、田舎の方がいいって人間もいるんですよ。
それに田舎から人材流出したら、誰が全体の底上げをするんだとか思うと簡単に田舎を捨てられないんですよ。

あと、意外とオタクやっててもあんまり変な目では見られないというか、
俺が人畜無害だから誰も心配しないというか


ま、住めば都って言葉もありますし、繋がりを大切にしていけば田舎でも何かできるかもと思ってたりします。
あとイベントものって言えば、うちの町の場合一応数年前からやってるんですけどねぇ、種田山頭火をネタにして。
あれ見てるといかに新しい企画を考えるか、それを広報するかが問題だなと思うんですよ、田舎の場合。
あとリピーターが来てくれるような町作りをしなきゃ盛り上がんないんですけど、
旧態依然とした考えの人が多いらしくって、なかなかうまくいかないって話を聞いてると目の前が真っ暗になったりしますが
(地元の旅館はサービス悪いって話も聞きますし、こちとら業種違うんで、それ尾改善しようにも接点内からどうにもならないし、地域活性化なんてどうすりゃいいんだか)
このイベントは現状ではどう考えても茨の道で、しかもどんどん険しくなっているみたいなんですが(笑)
って笑い事じゃないけど。ワラワナキャヤッテランナイ


と最後は地元のうまくいかない町おこしの愚痴になったんですけど、
今の日本ではこういう小さな町おこしがうまくいかないことがあるって事は、都会に住んでても知ってて欲しいと思います。


いや本当に昔はもうちょっと活気があっていい町だったんですけどね。人口が生まれてから半減したけど。


あ、なんかとっても話が脱線したんだけどどうしよう。
と訳わからない終わり方でこれは締め。