リングワールドの子供たち


この前買った本に挟んであった紹介文見て発刊に気付いたんで注文→読了。

で、感想を述べますと
ハイパースペースの中で宇宙船が消える事の種明かしは、
まあ、あれだ。
ピンライター雇えばいいんじゃねぇの(ネタバレ)


と思ってしまいましたよ。


あとリングワールドの建設者はあんまり衝撃的じゃなかったなぁ。
意外とそんなもんだと思う所に落とし込んできてたし。


それよりもルイス・ウー達が、
どうやって戦争状態のリングワールドから逃げ出すのかって方が面白かったよ。
その手があったのを忘れてたっていうか、今までは無理っていうやり方というか
パク人のプロテクターに対抗するにはその手しかないよなぁって手だった。

それよりもなにげにゼネラルプロダクツ製船殻が輪切りにされてたんだけど、
あれって反物質以外では破壊不可能って設定で、
人工的に分子間結合力を高めた物質のはずなのに
どうやって輪切りにしたのか分からんなぁ。
あとでくっつけてたけど。


ノウンスペースシリーズは軽く読めて、
あんまり悲観的な話がないんで好きなシリーズなんですけど、
絶版になってるのが多くて、これから読もうと思ってる人達には、
全体像を知るのが大変なシリーズになってる気がする。
リングワールドなんかあまりにでかすぎる建造物ネタ1号なのになぁ。
センスオブワンダーな話なのになぁ、もうちょっとみんな知って欲しいよぅ
と、SFの将来を悲観しつつこのエントリー終わり。