墨攻感想

いやあ、昨日はあれ書いたあと家に帰って続き書こうと思ったんだけど、
飯食ってるときに指をやけどしたんで、ふてくされてそのまま寝ちゃったんで書いてないんだ。


で、ま昨日書いたのじゃちょっくら伝わらないだろうと思う自分なりの感想


まあ、宣伝文句風にいうとこう


香港映画
 戦火に引き裂かれる恋人同士の悲しいラブロマンス!
戦争指揮のプロともてはやされる主人公、だが彼はうち続く戦争に疲れ果て、
平和を希求するようになっていた。
だが、彼に求められるのは小国を助けるための彼の腕。
そして、彼を擁する墨家は彼に助けを求めてきた小国を助けるなという。
苦悩する彼。
そして、彼は自分のやってきたのが正しいのか、生き方が正しいのか疑問に思うようになっていく。


そして、彼は墨家を裏切り、その小国を助けるために旅立った。


彼を待ち受けるのは暗君である父と対立する若君、その幼なじみの騎兵隊長(ヒロイン)
そして、迎え撃つは10万の大軍、守る手勢は4千
さてさて、いかにして国を守るのか!
続きは映画館で!


ってなかんじですが、どうよ。


まあ、感想としては主人公が変に理想と現実で悶々とする今時の現代人ぽくなってて
正直げんなりでしたし、ヒロインとの絡みを増やすよりも、
知略と知略のぶつかり合いを見たかった自分としてはしょんぼりする出来でした。
もうすこしこうドライでえげつないことをする主人公で、なおかつその完璧超人
ほんのちょっとの失策で全てを失うような話にして欲しかったと思うわけだ。
妙に現代風に売れる要素を入れすぎて大味な話になっていてこう面白くないなぁ。
それと梁王が変に腹黒い小物のくせに妙なところで知恵が回ったり、
若君が妙にいい人だったりと、
戦国時代の人間のくせに現代風のアレンジがもったいないと思う。
まあ、あとどうせ拷問や処刑シーンを入れるんなら、
大逆罪で凌遅三千刀、滅九族とか、

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     /  \_/ ヽ:::.  \/    ,ノ    
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      |   _)_ノヽ\  ハ // /    ヽ    
     ヽ____)ノ      ̄ ̄ ̄   /     ヽ、 

凌遅三千刀、滅九族!  

朱元璋 

人豚とか
四つ裂きのときは手足に切れ込みを入れるとかそのくらい描いて欲しいなぁ。

いやそれをすると一部の人に受けるカルト映画になっちゃうよ

追記
気が弱い人は見ない方がいいですが、
 凌遅刑については
  wikipediaの凌遅刑の項目凌遅刑 〜 ジョルジュ・バタイユ 「エロスの涙」より (写真が物凄く残酷です) あたりを見ていただければよいかと。

いやあ、写真の方は久しぶりに見ちゃった。残酷刑で中国に勝るところはないな、うん。
あ、あと、どうせなら中国の攻城戦なら 人相食、夫食婦、婦食夫、易子而食よろしく
戦死者や子供を取り替えて食うくらいの描写が…
…この話やめときますか。

ええと、参考になるサイトは人肉食の基礎知識とかこことか、wikipediaのカニバリズムの項目あたりがよろしいかと。