ポルシェがフォルクスワーゲンの親会社になった。

ポルシェ、VWを子会社化
そういえば、これってWebCGでちょっと前見たことあるなぁと思ったら
ポルシェとフォルクスワーゲン、経営統合でこれからどうなる!?(前編)
ポルシェとフォルクスワーゲン、経営統合でこれからどうなる!?(中編)
ポルシェとフォルクスワーゲン、経営統合でこれからどうなる!?(後編)
こういうのがあった。
要は昨年まで「フォルクスワーゲン有限会社民営化法」で守られてたVWを買いたくても変えなかったポルシェが買ったって事。

さて上記の記事を読めば分かるけど、フォルクスワーゲンは人件費の高さと製造コストを考えない車作りをしたせいで、売上高が7%しかないポルシェと利益は一緒って状態になっていて、もし上記の法律が無くなると買収攻撃や企業解体などでドイツの経済界に著しいダメージがある可能性があったそうな。
で、色々因縁浅からぬ関係で尚かつ現在すこぶる調子のいいポルシェが名乗りを上げたという話。
でもポルシェは2005年からフォルクスワーゲンの株を買い続け30%もの株を昨年の段階で持っていたから、同じくらい株を持ってるニーダーザクセン州と合わせると、投資ファンドなどからの敵対的買収のおそれはなかったみたいだけど。

まあ、何はともあれ企業規模の小さな会社が大きな会社を買うっていう傍目には面白い事が起こったのは事実。


それはそうとカーグラで長年エッセイ書いてたポール・フレール氏が2月23日に91歳で亡くなってたんだね
びっくりしたとともに、ご冥福をお祈りします。