福田首相辞任について少しだけ

いやまあ突然だけど、辞任会見みててちょっと思ったことをいくつか。

まず、確かに参議院で与野党逆転なのは仕方がないけど、
11月の大連立を小沢に持ちかけて民主党内での反対のせいでぽしゃった段階で、話し合いは完全に不可能だったことを未だに認めていないのはちょっとあきれた。

あれは奇策だけど、上手くいっていれば国会空転状態がここまで続かなくて国政が上手くいってたのかも知れないけど、所詮対立しなければ党としての存在意義のない民主党としては受け入れられなかったので、出来なかったんでしょうけど、それが上手くいくと思っているところに福田首相の政治センスのなさが見えたような気がしてた。

結局、現在までの全く機能しない国会運営を打開したいので辞任するみたいだけど、よっぽど思い切った政策を次の自公政権が行わない限り、機能不全のままだと思う。

さて、それはそうと、民主党はこのままだと小沢の無投票三選が決まりそうでこのままだと共産党政権の国の選挙みたいで新味はないし、自民党も麻生が次の総理とか言われているけど、実際党内での人気はどうなのかよく分からない。意外と党内ウケする対抗馬次第では苦戦するかも知れない。
（昨年の総裁選の得票数を思い出してみよう、一般党員や地方党員に人気はあったけど惨敗だった）

てなわけで、福田首相は政治の混乱と停滞を避けるべくこの時期にと言っているけど、逆に政治的には混乱状態が長引きそうな気がする。

いやまあ、なるべく早く安定した国家運営してもらえないと経済対策や外交面で有効な手が打てなくて日本が不利になりそうで困るので早めに安定した政策を迅速にとれる状態になって欲しいんですけどね。

あれ？いくつかって書いてるけどまたただの感想垂れ流しになっちゃった、ﾃﾍ。