星守る犬を本屋で見かけて買った。

本屋でひまわりの中に笑ってる犬の表紙についつられて買ったんだが、
どういうものかと読む前にググったらやたらと泣いた泣いたと書いてあるから、
何これと思ったんだが、

自分も泣いてしまった…。

これは冷静にあらすじ読むと結構粗があるんだけど、
そんなものを吹き飛ばすほど出てくるおとうさんと飼い犬のハッピーの追い込まれていくシチュエーションとそんな中での信頼関係の描写がよい。
自分ももの凄くおとうさんに似ている弱い部分があって共感してしまったし、飼い犬のハッピーの純粋な心理描写と無邪気さがさらに自分の心を揺さぶって冷静でいられない。
合わない人もいるみたいだけど、自分はどんな場面でもかっこうよく生きられない人間だし、どこか不器用な性格だからこの本のおとうさんみたいに限界超えてしまうと、投げやりになって自分で自分を追い込んでしまいそうなことがありそうだから批判できない。
本当にとりとめのない感想だけど、あんまり自分の感情を強く揺り動かされるとあまり冷静になれないのでこの辺でご勘弁を。

星守る犬

星守る犬


しかし、この本読んでなんか飼い犬をやたらと可愛がりたくなるのは影響されやすいと言うべきか、どこか愛犬を十分に可愛がれない事に後ろめたさを感じてるのだろうかと思ってしまう。


まあ、うちの犬大喜びだからいいか。