阿蘇の火焚き神事に使われてる火焚き殿全焼って

以下熊日のWeb版から引用

火たき神事中に火たき殿全焼 阿蘇市の霜神社 2009年09月26日


火たき神事中に全焼した霜神社の火たき殿=26日午後0時40分ごろ、阿蘇市

 26日午後0時15分ごろ、国指定の重要無形民俗文化財阿蘇の農耕祭事」の一つ「火たき神事」が行われていた阿蘇市役犬原の霜神社の火たき殿から出火、木造平屋約60平方メートルを全焼した。

 阿蘇署と阿蘇広域消防本部の調べでは、出火当時、氏子の女性2人が同殿内の待機所で、火たきの番をしていたという。けが人はなく、同殿内にあったご神体も鎮火後に回収されたが、損傷はなかった。

 当番の女性(76)は「待機所ののぞき窓から確認した際は、火に変わった様子はなかった。昼食のため外に出たとき、天井付近が燃えているのに気付いた」と話した。

 同署は、神事の火が建物に燃え移ったのではないかとみて調べている。

 「火たき神事」は、霜の被害から農作物を守り五穀豊穣[ほうじょう]を祈る伝統行事。8月19日から10月16日までの59日間、本殿から約200メートル離れた火たき殿で、絶やさずまきを燃やし、同殿の天井付近に安置したご神体を温める。約20年前までは、「火たき乙女」と呼ばれる少女と介添人が期間を通して泊まり込みで火を守っていたが、現在は他の住民も交代で番をしている。

秋から冬の風物詩の火焚き神事がこんな事になってるとはね。
昔は小学1年生くらいの女の子と介添えのおばあちゃんが泊まり込んでて
伝統行事を続けるのって大変だなぁと思ってたけど、今じゃ他の住民もokなのにびっくりしたな。

何はともあれ、建物だけなのはいいけどなんか来年悪いことがおきそうな気分。
いや考えすぎなんですけどね。