「君の名は。」ネタバレ感想

やあ、久しぶりの更新の上に4回目の「君の名は。」を見てたら震度5弱地震に遭って上映中止になるという非常に珍しい体験したボクだよ!

 

三葉たんの口噛み酒のJK巫女さん生写真つきを飲みたいよ!←おまわりさんこいつです!

 

と言うわけでなんか不完全燃焼になって帰ってきたのでビール飲んだ勢いでネタバレする。

 

個人的には今回の「君の名は。」は文句なしに新海誠の集大成で一番彼の作家性が映像に出た良い作品である。

 

大衆受けを目指して味が薄まっただのなんだの言う人はこの人の作品のテーマの一つで一番こだわりがあるはずの若い男女の恋愛模様を描いてるってのに気づいてないか、毎度の目指すテーマとやらだけに目が奪われてどんどん描き方が上手くなってることに気づいてないんではないかと思う。

確かに毎回中途半端な終わり方をしてるように思われるが、それはちょっと違う。

多分描きたくても力量が足らないもしくはその時描きたいテーマが他にあるってのに隠れて描き切れてないだけだというだけで、今回みたいにそこを主軸にもってきて仕掛けも設定も男女の恋愛を描く最高の道具として描いているところに自分は感動してるわけだ。

で、だ、今回は作画陣も予算付いたので今までみたいなしょっぱいと言っては失礼だが商業作品では一級品のスタッフを使えなかったのを払拭するほど超一流の作画陣を投入できて作画オタも大満足、新海誠オタもその分投入できた背景の進化に大満足と。

 

言の葉の庭では恐ろしくビビッドな木々の描写が、あまりにわざとらしく浮いてたのが、今作では同じように紅葉がビビッドなんだけど浮きすぎない程度に上手く主張を抑えつつも目を引くという進化を遂げてるのが個人的に感心した。

で、肝心のストーリーも男女の中身の入れ替わりという割と昔からあるものにタイムパラドックスや歴史改変、天災があるのを誰も信じないのをどうにかするというありがちだけど一般ウケしやすい題材をツッコんで色々ある粗を絵的にぶっ飛ばす勢いでごまかしつつ強引に着地させてるのだ。

これは凄い。

で、だ、何度か見てると初っぱなの隕石落ちるシーンは改変前の糸守町で、OPでは改変前と改変後の主役二人の成長する姿やワンシーンを混ぜて繋ぎ合わせ、見る人を誤認させてるというのに気づいてわくわくすると言う。

この入れ替わってるシーンを交互に出すことで観客を謝った解釈に誘導しつつ、時たま挟まれるスマホの日付画面でおや?と思わせるのは心憎い演出だと思う。

 

で、主役二人がいつ好きになったのかというと、多分それぞれが入れ替わったのを日記に書いているうちにそれぞれが抱えている悩みを入れ替わったときにそれぞれが上手く解決していくうちに両思いになったのではないかと思う。

そんでもって、最終的に二人が好き合ってるからこそ一度失われた記憶と絆が復活するし、最終的に糸守町が隕石落下の被害から奇跡的に助かる事で又名前を失っていくという展開にしびれた。

名前を忘れるのは、3年分の記憶の積み重ねを一気に受けることを意味してるし、それでもなお大事な人であることを最後まで忘れていないのは、名前を忘れても一度作った縁というか作中での「むすび」はそれが本当に二人にとって大切ならきっともう一度引き合わせるという風に自分は解釈した。

この作品は何度か見ると今までの新海誠作品の色々な部分を上手く進化させつつ一般ウケしづらかったアクの強さを薄めつつ、それでいて新海誠の作家性(若い男女の恋愛模様の描き方のうまさや背景の美麗さを筆頭とする作画の他の商業アニメにはない繊細な部分や音楽の辛め方等々)を前面に押し出してる作品だと思う。

いやもう、すばらしいの一言。

 

で、だ、個人的には三葉たんのおっぱいもみもみをしまくった瀧くんにおれもかわりたいだの口噛み酒飲みたいだの色々つーほー案件発言が出るほど三葉たんが萌えるのだ。

すごく可愛くて萌えるのだ、巫女さん姿の三葉たんはりりしさに美しさがあって良い!髪をポニテにした三葉たんもいいし、三つ編みにして組紐で止めた三葉たんもいい!自分を知らない瀧くんに落胆して髪をショートにして浴衣姿になった三葉たんもいい!

布団にくるまって萌え転がりたくなるほど全てがかわいい!

 

自分の娘に欲しいくらい可愛いというか、高校時代にクラスメイトにいたら毎日夜のおかずにしたいほど可愛い←オイ

 

とまあ、見るたびに思う駄目なおっさんであった。

 

でさ、最後に言いたいんだけど、三葉たんが作った口噛み酒の巫女さん姿生写真メイキング動画付きなら5万円まで出したい!と思わないか同士よ!