ネタに困ったら動画紹介

なんか今日の日記の表題を携帯ネタにしてみんなを油断させておいて、全然違う話題を一つ。


ニコニコ動画のマイページの保守ついでに上記の動画を見てたら何故か










 押井守が1986年に作った難解で眠くなる作品として一部で有名な
天使のたまご」を見つけた件について。


 通してみたら結構面白いんだが、好き嫌いが激しく出る作品だろうというのは容易に想像がつくよねぇ。
 俺はこういう感じの全てを解き明かせなくて、見る人一人一人の感想がばらけて、
解釈で喧々囂々(けんけんごうごう)な作品、好きです。
    ↑
(ケンケンガクガクってよむものだと今まで思ってた…、自分が無知なのを思い知って鬱だ)


 これOVA作品で、発表された当時アニメ雑誌の編集者が、
イマイチ意図をとらえられずに困惑したような感想書いてたなぁ。
読んでる読者も訳分からない解説だから、頭の中に?マークが一杯だったに違いない。


 まあ聖書の事をある程度知ってはいても、なかなかピンと来ない作りの作品ではありますが、この作品がノアの方舟をモチーフにしてるってのをニコニコ動画のコメントを見るまで気づかなかった。
 さすがに途中のセリフである程度ピントは来たけど、どう見てもこれ観てる連中は無駄にアニオタのレベル高そうでコメント見てるだけで結構勉強になったよ。
 ちなみに眠くなるって評判だったけど、眠くならなかったんだけどなぁ。


 作画面でも22年前だけど現在の平均的なアニメよりも人物の動きに関しては丁寧に描写してる面があって、
人物の顔の崩れなどのばらつきが今よりも大きいのを除けば、充分鑑賞できます。
 少女の髪の描写の丁寧さは今時のアニメでもなかなかここまで細かい動きはないので、80年代後半くらいから事作画の動きに関してはトップクラスの人たちでは差がないと思います。
今は20年前より作画の平均値は上がってるとは思いますけどね。


とりあえずもっと高画質で改めて観たいからDVDをAmazonのカートにでも入れておこうと思う。
買うのはボーナス入ってからかな…、ボーナスまで我慢して仕事しなきゃ。


と、本当は今日発表のあったauSOFTBANKの携帯機種の発表でなにかうだうだ書くつもりだったんですが、何故か激しく明後日の方向に行ったマイナーネタを書いてしまった事に頭抱えています。
 ああ、だからアクセス数が伸びないんだなぁ。(アクセス数実はどうでもいいのですが、話の転がり具合で仕方なくw)


ウケ狙いをしない方向どんだけ突っ走る気なんだ?俺と思いますが、根っからのマイナー指向は治せないなぁ。あんまりみんなが今更取り上げないことを取り上げるのもいいかなと思います。


 いやまあ、アクセス数はほとんど気にしてませんが、
どういう人がどんなことに興味があるのかって事がどちらかというと気になります。
 全然取り上げてる人がいないのも悲しいけど、興味を持ってる人がいるのを知ることは更新の励みになるからなぁ。

追記
しかし、天使のたまご、一番凄いのはこんなどう考えても一部の人間以外ヒットしそうにない作品に金出して発売させたのが徳間書店って事です。


スタッフも作られた当時すでにかなり実力のある人を使ってるので、かなり制作費用掛かったと思うんだけど、そういうのにちゃんと金出す徳間書店は凄いのかもね。
まあ、アニメ雑誌のアニメージュを出してる所だから、理解はあると思うんだけどね。


日本のアニメを含めたサブカルチャーって割と文化や宗教や社会的なタブーが少ないからこういう作品生み出せるんだろうねぇ。

まあこれから先は色々とそういう訳にはいかないそうだけど、その辺はまた他の時にでもグダグダ書こうかな。